建築界のノーベル賞「プリツカー賞」って何?歴代日本人受賞者と代表作品を一挙紹介!
こんにちは、建築小僧(@kenchiku_kozou)です。
建築に限らずデザインの仕事をしていると、有名になれるかは「賞を受賞できるか」にかかっています。
学術的なものなら「ノーベル賞」、映画なら「アカデミー賞」などのように、分野ごとに最も名誉ある賞は異なりますが、建築においては「プリツカー賞」が最も名誉な賞とされています。
そこで今回は、世界的に名誉な「プリツカー賞」がどんな賞なのかを紹介します。また、歴代の日本人受賞者を紹介します。
建築界のノーベル賞「プリツカー賞」って何?
プリツカー賞は、1979年にアメリカ人実業家のジェイ・プリツカーとその妻シンディによって設立された賞です。
王立英国建築家協会のRIBAメダルやアメリカ建築家協会のAIAゴールドメダルと比べると歴史は浅いものの、ニューヨーク・タイムズの記事で「建築家にとってこの賞は、科学者や作家たちにとってのノーベル賞のようなものだ」と紹介されてから、「建築界のノーベル賞」として認知されました。
プリツカー賞の受賞者は「建築を通じて人類や環境に一貫した意義深い貢献」をした建築家の中から選ばれ、受賞した建築家は世界的にその功績が認められます。
プリツカー賞の日本人受賞者を紹介!
実は多くの日本人建築家が「プリツカー賞」を受賞しています。
日本は世界有数の地震国なので、耐震設計の観点から柱を太くせざるを得ないため、建築が受ける制限は非常に大きいです。しかし、それを克服して、素晴らしい建築に昇華させた建築家を紹介します。
1987年 丹下健三
【代表作品】
- カテドラルマリア大聖堂
- 代々木体育館
- 東京都庁
丹下健三の作品はこちらで詳しく紹介しています。
【写真大量】建築家・丹下健三の建築代表作品を一気に紹介! - 建築小僧の建築ライフ
1993年 槇文彦
【代表作品】
槇文彦の作品はこちらで詳しく紹介しています。
【写真大量】建築家・槇文彦の建築代表作品を一気に紹介! - 建築小僧の建築ライフ
1995年 安藤忠雄
【代表作品】
安藤忠雄の作品はこちらで詳しく紹介しています。
【写真大量】建築家・安藤忠雄の建築代表作品を一気に紹介! - 建築小僧の建築ライフ
2010年 妹島和世、西沢立衛(SANAA)
【代表作品】
SANAAの作品はこちらで詳しく紹介しています。
【写真大量】建築家ユニット・SANAA(妹島和世・西沢立衛)の建築代表作品を一気に紹介! - 建築小僧の建築ライフ
2013年 伊東豊雄
【代表作品】
- せんだいメディアテーク
- TOD’S表参道ビル
- 多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)
伊東豊雄の作品はこちらで詳しく紹介しています。
【写真大量】建築家・伊東豊雄の建築代表作品を一気に紹介! - 建築小僧の建築ライフ
2014年 坂茂
【代表作品】
2019年 磯崎新
【代表作品】
磯崎新の作品はこちらで詳しく紹介しています。
【写真大量】建築家・磯崎新の建築代表作品を一気に紹介! - 建築小僧の建築ライフ
まとめ
プリツカー賞と日本人のプリツカー賞受賞者について紹介しました。
次の日本人受賞者は、隈研吾氏ではないかと個人的に思っています。みなさんは次の受賞者は誰だと思いますか?