【大学生必見】現役設計者が選ぶ建築初心者におすすめの本6選
こんにちは、建築小僧(@kenchiku_kozou)です。
僕は建築の世界に入って10年が過ぎましたが、今でも楽しく仕事をできています。
なぜ楽しく仕事をできているのかと言うと、この物件は「こんなイメージにしたいなぁ」とか「あの建築みたいにしたいなぁ」というイメージを持ちながら設計しているからです。
では、なぜイメージを持てるのか?
答えは簡単です。今までたくさんの建築を見て勉強してきたからです。
建築は座学の勉強も大事ですが、実物を見て感じる事が一番大事です。
感じた事(例えば、ここは狭いなぁとか、ここが気持ち良いなど何でも良いんです)を自分の設計に取り込んでいけば、より良い建築ができます。
前置きが長くなりましたが、今回はこれから建築を学び始める大学生や高校生へ向けて、おすすめの本を紹介したいと思います。
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現役構造設計者が選ぶ建築初心者におすすめの本6選
Casa BRUTUS特別編集 死ぬまでに見ておくべき100の建築
この本は勉強に使うのではなく、「こんな建築があるんだ」「この建築が面白い」などと自分が好きな建築を見つけるための本です。
海外の建築が多いので、気軽に見に行けないかもしれませんが、国が違えば建築も違うので、そういったところも見れるのがこの本の良いところです。
構造デザインマップ 東京
東京にあって、建築の構造(柱や梁、壁など)が特徴的なものを集めた本です。
東京にある主な建築はある程度網羅できています。さらに、写真とともにかなり詳しい解説が載っているのもおすすめの理由です。
世界で一番やさしい木造住宅 増補改訂カラー版
木造住宅の造り方・設計のポイントが分かりやすく書いてあります。住宅の設計課題は、必ずと言って良い程の頻出なので、これで勉強しながら設計するのがおすすめです。
世界で一番やさしいRC・S造 設計編
住宅と同じように、RC造の設計課題も頻出です。設計課題のリアリティは、自分がどこまで設計を詰めていくかで決まります。構造の基本的な事も書いてあるので、設計を詰めていくには必要な1冊です。
手にとるように建築学がわかる本―人と自然が求める空間とは何か?
「そもそも建築とは何なのか」から始まって、歴史・成り立ち・時代の要望・素材・工法・法規などあらゆる面から、分かりやすく解説されています。
また、色んな分野の事が書かれているので、自分がどこを分かっていて、どこを分かっていないのかを判断できるので、建築全体のことを勉強する際にはおすすめです。
図解入門よくわかる構造力学の基本
構造力学は建物にどんな力が働くかやどんなサイズの部材が必要なのかを計算する学問なのですが、ほとんどの大学生は苦手意識を持っています。
その理由は大学の教科書にあります。大学の教科書は、高校までの教科書とは違い、やたらと難しく書いてあるんです。
それに対して、この本は分かりやすい日本語で書かれていて、とても理解しやすいのでおすすめです。ちなみに会社の僕の机の上にも置いてあります。
一級建築士の勉強でも使えるので、買っておいて損はありません。
まとめ
これから建築を学び始める大学生や高校生へ向けて、おすすめの本を紹介してみました。
これから建築を勉強するのであれば、まずは好きな建築・好きな建築家を見つけましょう。そのためには、色んな建築を見ることが一番大事です。座学の勉強は好きな建築・好きな建築家が見つかってからでも遅くありません。この記事がみなさんの参考になったら嬉しいです。