建築学生におすすめの奨学金を一挙紹介!給付型と貸与型、それぞれ紹介!
こんにちは、建築小僧(@kenchiku_kozou)です。
僕は社会人になって5年以上経ちますが、人生で1番楽しく、時間や金銭的にも自由だったのは大学生の時でした。
大学生は、大学が終わった後にバイトでお金を稼ぐ事が一般的ですが、僕のおすすめは奨学金を利用して、自由な時間を作り、勉強やサークル活動などを思いっきり楽しむ事です。
勉強やサークルで結果を残せれば、奨学金の返還が免除になる事もありますし、何より自分の思い出になります。
そこで今回は、おすすめの奨学金を紹介します。実際に僕が支給を受けた奨学金の他にも、良さそうな奨学金を厳選しました。
これから奨学金の利用を考えている人は、参考にしてみてください!
おすすめの給付型奨学金
日本学生支援機構
奨学金と言えば、日本学生支援機構のものが1番有名ですね。対象とする学生が多いため、一人当たりの支給額は少なめです。
それでも毎月2万円を稼ぐには、20時間程度のバイトが必要なので、充分時間の節約になります。
各大学の給付型奨学金
支給金額:30〜50万円/年
応募期間:各大学による
主な条件:
- 学費の支払いが困難で経済的援助が必要
- 明確な基準はないがGPA3.0程度
- その他、大学ごとの条件がある
各大学や学部ごとに独自の奨学金があります。学内の奨学金では、経済的理由とGPAで全てが決まります。しかし、いくら成績が良くても、申請を忘れると元も子もないので、新年度が始まったら奨学金をチェックしましょう!
ジェイティ財団
ジェイティ財団の聞き覚えがないかと思いますが、たばこのJTが運営する財団です。
この奨学金は、国公立大学の上位校限定ですが、入学金から授業料に加えて、毎月5万円以上が支給されます。
経済的な理由で悩んでいるなら、諦める前にこの奨学金を狙ってみるのも良いでしょう。
佐々木泰樹育英会
支給金額:大学生50万円/年、大学院生100万円/年
応募期間:前年度の2月中
主な条件:
- 29歳以下
- 将来、東京都で建築士事務所の開業を志している
- 本部所在地が、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の大学・大学院に在籍
リンク:佐々木泰樹育英会のHPはこちら
この奨学金は、首都圏の大学・大学院に通っており、将来、東京で建築士事務所を開業したい人に特化しています。
簡単に言うと、大学卒業後はアトリエ系事務所で修行して、独立したい人向けの奨学金です。
そのため、将来はゼネコンや組織設計事務所などの大企業に就職したい人は対象外なので注意が必要です。
清水育英会
大手ゼネコンの清水建設が運営する財団です。
清水建設が運営するだけあって、建築・土木・都市計画を学ぶ学生を対象としています。条件のGPAが3.0以上と言うのは、頑張ればなんとかなるレベルなので、十分にチャンスがあります。
ただし、この奨学金を貰ったからといって、清水建設に入社できるわけではないので注意が必要です。
吉岡文庫育英会
吉岡文庫育英会は、雑誌・新建築の創刊者である吉岡保五郎によって設立された財団です。奨学金以外にも、若手建築家の登竜門とされる新建築賞の運営も行なっています。
おすすめの貸与型奨学金
日本学生支援機構
支給金額:大学生2〜6.4万円/月、大学院生5〜8万円/月
応募期間:各高校・各大学による
主な条件:
- 経済的理由で修学が困難
- 大学院生限定で優れた業績を上げた場合、全額または一部を免除
リンク:日本学生支援機構のHPはこちら
知名度や実績なら、日本学生支援機構が1番です。他の貸与型奨学金でも良いのですが、貸与型は必ず返還の義務があるので、信用できる機関から借りる事をおすすめします。
まとめ
奨学金を貰って有意義な学生生活を送れて、しかも返還を免除されたら最高ですね!
いま奨学金を貰っていない人も、申請してみてはどうでしょうか?