建築小僧の建築ライフ

現役の建築構造設計者のブログです。建築や設計の事だけでなく、建築学生の役立ち情報や就活・転職に関する事を書いていきます。

構造家・坪井善勝の経歴や受賞歴、建築代表作品10選を紹介!カテドラル聖マリア大聖堂、国立屋内総合競技場、大阪万博お祭り広場など

こんにちは、建築小僧(@kenchiku_kozou)です。

 

建築家・構造家の建築代表作品を紹介シリーズです。

今回は、構造家の坪井善勝です。

坪井氏はシェル構造の世界的な権威で、シェル構造による曲面を武器にして、丹下健三氏とタッグを組み数多くの名建築を生み出してきました。

また、後進の教育にも意欲的で、東京大学教授時には川口衛らを育て、日本大学教授時には斎藤公男今川憲英、中田捷夫らを育てました。

ちなみに、国際シェル・空間構造学会(IASS)の「Tsuboi award」という賞は、坪井氏の功績を称えて設立された賞なので、坪井氏がどれどけシェル構造・空間構造の発展に貢献したかが分かりますね。

 

それでは、作品紹介行ってみましょう!

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坪井善勝ってどんな人?

坪井善勝(つぼい よしかつ)

 

【経歴】

1907年 東京都に生まれる

1932年 東京帝国大学工学部建築学科 卒業

1934年 東京帝国大学大学院 修了

1942年 東京帝国大学第二工学部建築学科 教授

1949年 東京大学生産技術研究所第5部 教授

1971年 日本大学理工学部 教授

1976年 株式会社坪井善勝研究室 設立

1990年 逝去

 

【受賞】

1941年 日本建築学会賞学術賞

1954年 日本建築学会賞作品賞

1965年 日本建築学会賞特別賞、文部大臣賞

1976年 科学技術庁長官賞

1976年 日本建築学会賞大賞、エドゥアルド・トロハ賞

1978年 勲二等瑞宝章

1987年 日本学士院賞

参考:坪井善勝 - Wikipedia

坪井善勝の建築代表作品を紹介!

東京カテドラル聖マリア大聖堂

f:id:kenchiku-kozou:20191013225617j:plain

引用:https://www.tangeweb.com/wp-content/uploads/2017/05/0028_02.jpg 

意匠設計:丹下健三

構造設計:坪井善勝

構造種別:RC造

所在地:東京都文京区

 

国立屋内総合競技場

f:id:kenchiku-kozou:20191013225610j:plain

引用:https://www.tangeweb.com/wp-content/uploads/2017/05/0027_01.jpg 

意匠設計:丹下健三

構造設計:坪井善勝

構造種別:RC造、一部SRC造

所在地:東京都渋谷区

 

大阪万博お祭り広場

f:id:kenchiku-kozou:20191013225606j:plain

引用:https://www.tangeweb.com/wp-content/uploads/2017/05/0035_02.jpg 

意匠設計:丹下健三

構造設計:坪井善勝、川口衛

構造種別形式:S造(スペースフレーム)

所在地:大阪府吹田市(現存せず)

 

まとめ

坪井善勝の建築代表作品を紹介しました。

坪井氏は世界的なシェル構造の権威であったため、丹下氏の思い描く形状や複雑な曲線を表現するだけの設計能力・解析能力があったんですね。

 

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